マッチングアプリを使うときに、いきなり本名を出してしまうことには誰しも不安や抵抗があるはずです。
もし、無防備に本名を明かしてしまうと、あなたの名前を悪用されたり、あなたの個人情報がダダ洩れになったりする危険性が高くなります。
前回もお伝えしましたがマッチングアプリに登録したら、まずはニックネームを使いましょう。
上手なニックネームの決め方は、こちらの「➡マッチングアプリで好印象を与えるニックネームの決め方」で紹介していますので参考にしてみて下さい。
では、マッチングアプリで本名を伝えるタイミングはいつがいいの?、本名を聞かれたらどうすればいいの?っていう疑問をお持ちの方も大勢いると思います。
そこで今回は、マッチングアプリで本名を伝えるタイミングや、聞かれたときの対処法、本名を伝えたことで起こるトラブル、注意点などを紹介していきます。
マッチングアプリで本名を伝えるタイミングはいつ?
マッチングアプリで本名を伝えるタイミングはいつかと言うと、、、結論から言えば「会うまでは本名は伝えない」のが基本だと思ってください。
恋活と婚活ではお互いを見定めたいという気持ちに多少の差はありますが、婚活よりも気軽と言える恋活でもうかつに本名を伝えてしまうことはやめましょう。
マッチングアプリ上ではニックネームで呼び合い、上手く進んでデートにまで発展したとしても、デートが終わって別れ際に、この相手なら信用できるというまでは本名を伝えず、お互いをニックネームで呼び合う方が無難です。
それではいつ本名を伝えてもOKかというと、、、
ここがポイント!
本名を伝えるタイミングとしては直接会った後でということでよいのですが、初対面で相手の全てがわかるわけではありませんので、デートの回数を重ねた後でというのもアリです。
もちろん「一回目のデートで相手のことを信頼できる」、「この人となら今後も付き合っていける」と思ったならば、本名を伝えてもよいでしょう。
しかし、そうでなければ二回目のデートでお互いが納得したり、何度か会ってみて自分の確信を深めてから伝えるくらいでもちょうど良いといえます。
マッチングアプリで本名を聞かれたときはどうするの?
先ほども言ったようにマッチングアプリ上では本名は伝えず、ニックネームを使います。
でも、相手から本名を聞かれたら?
そのときは「もう少し親しくなるまでお互いニックネームで呼び合いましょう」とか「まずは○○(ニックネーム)と呼んでください」などサラっと上手にかわしておきましょう。
教えないと気まずいなんて考えないことです。
反対にサラっとかわしても、「いいじゃん、教えてよ!」などしつこく聞いてくるようなら、それはそれで要注意!
おかしいと思ったらブロックしてしまうくらいの方がよいでしょう。
ここがポイント!
マッチングアプリで相手から本名を聞かれたら、教えないと気まずいんじゃないか?…なんて思う必要はありません!
もし、上手にかわしても、しつこく名前を聞いてきたり、異様に名前にこだわるような相手なら要注意です。
不快に思ったり、おかしいなと思ったら、ブロックするくらいの勇気を持ちましょう。
マッチングアプリで相手が本名を伝えてきたらどうする?
聞いてもいないのに相手から本名を伝えてきて「あなたは?」と聞いてくる、、、これもマッチングアプリでのあるあるですね。
自分も本名を伝えないと、悪いんじゃないか?、変に思われたり、嫌われたりするんじゃないか?と気にもなるでしょうが、ここは割り切っておくことをおすすめします!
相手が本名と言って伝えてきた名前が「本当の本名」なのかはわかりませんよね。
たとえ、相手が名乗ってきても「本名は会ってからと決めているので…」、「本名はお互いのことをよく知ってから伝えるようにしてます」、「以前、詐欺みたいなイヤなことにあったので…」などなど、あなたの意思をはっきり伝えることが大切です。
相手が本名を伝えてきたといっても、聞きもしないのに勝手に伝えてきたわけですから、何の気兼ねも要りません。
ここがポイント!
マッチングアプリで、聞きもしないのに相手から本名?を伝えてきたとしても、、、
「教えてくれてありがとう」と一言付け加えておいて、あなたの意思を伝えればOKです!
場合によっては、相手が誠実さを示そうと伝えてきたということもあるでしょうが、それはそれ、、、本当の本名だという確証がない以上、不用意に自分の本名を伝えては危険です。
また、色々なやり取りをしていくうちに仲良くなれば気を許してしまいがちですが、相手がどんな人なのかわからない以上、やはり危険性があるという自覚を持って、本名を伝えるのは直接会ってからの方がよいでしょう。
マッチングアプリで本名を伝えなくてもここには注意!
1・LINE
マッチングアプリでのやり取りが長く続くと負担だと感じる時があります。
そして、LINEに移行したいという気持ちがどこかで出てきますが、直接会う前にLINE交換をするようになったときは、あなたのLINEの設定には注意する必要があります。
そうです!LINEの登録が本名になっている場合は、使っているニックネームに変えたり、下の名前だけ(漢字ではなくローマ字や、ひらがなで!)に変更しておかないと、LINE交換した時点で本名がバレバレになってしまいます。
また、LINEのタイムライ機能にも気を配ってください。
それは、LINEのタイムラインから、あなたの友人や仕事関係などのことがわかってしまうからです。
そのために、過去の投稿を削除したり、特定の人だけに非表示にする機能を利用して、相手から見られないようにしておくようにしましょう。
2.Facebook
マッチングアプリでは、Facebook認証で登録した場合、Facebook上の名前がそのままニックネームとして登録されるということが多くありますので注意しましょう。
また、プロフィール欄での顔写真がわかりにくかったりすると、ハッキリした容姿を知りたいとFacebookで検索する人もいますし、本名を聞かれない代わりにFacebookのアカウントを直接聞いてくる人もいます。
Facebookには無防備に私生活に関する情報を多く発信している人が多くいますので、アカウントを伝えてしまうとあなたの情報がダダ洩れになる危険性は大です!
アカウント名が本名でないとしても、アップされたあなたの様々な情報から本名が知られてしまうのは時間の問題とも言えます。
マッチングアプリでFacebookのアカウントを聞かれても、本名と同じく直接会って相手が信頼できるというまで伝えないようにしましょう!
3.InstagramなどのSNS
LINEでもそうだったように、InstagramなどのSNSのアカウントを教えてしまうことも危険です。
事前にマッチングアプリに対応したような情報発信の仕方をしていれば別ですが、そういう人は稀だというか皆無でしょう!
色々なあなたの情報がInstagramなどのSNSからわかってしまい、そこから本名までも特定されてしまうということになりかねません。
教えて欲しいと言われたら、本名と同じだと認識して「ごめんね、それは会ってから…」とあなたの意思を伝えて断りましょう。
以上のように、マッチングアプリで本名を伝えるというのは極めて危険だと認識して、本名を伝えるタイミングは原則、直接会ってからにしましょう。
しかも、初めてのデート後すぐにではなく、2回目以降、あなたが信頼できると確信できた時がタイミングだと思ってください!
さらに、本名と同じようにLINE交換やFacebook、InstagramなどのSNSのアカウントを教えることにも注意を忘れないように。
また、マッチングアプリを始める前に、Googleなどの検索サイトであなたの名前を検索しておくこともアリです。
検索してみると意外にも、あなたの仕事関係や所属する趣味のサークルなどのサイトを通じてあなたの本名がヒットすることがあります。
「相手に本名は伝えてないからわからないだろう」と安易に考えず、色々なやり取り中で仕事や趣味の話もしたのであれば、相手が検索してあなたを特定することは可能だと思ってください。
あまり神経質になると楽しくないと思ってしまうかもしれませんが、用心するにこしたことはありませんので情報管理には充分気を配りましょう!